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 容易なCADジオメトリのインポート

ダイセットのジオメトリは、標準のSTEPあるいはIGESフォーマットを使用して、CADシステムから3Dモデルでインポートされます。

 押出工程のモデリング

QFORM-Extrusionは、世界のCAEマーケットにおいて、最も複雑な押出し工程解析の最適化に必要な特徴(材料フロー及びダイ変形モデルと連成した力学シミュレーション)が、全て統合された唯一のプログラムです。



多孔型による押出しだけではなく、ソリッド、半中空形、中空形プロファイルのシミュレーションにも活用することが出来ます。
押出し材はアルミニウム合金、真鍮、鋼、その他材料でも可能です。

  


メッシュ生成の前に、ダイのベアリングゾーンが自動的にパラメータ描写へ変換されます。ベアリング長さは、CAD図面の3Dベアリングカーブから抽出します。QFORM内蔵のベアリングエディタによって、ユーザはCADシステムへ戻ることなく、ベアリング長さとチョーク角度をインタラクティブに修正することが出来ます。 材料データ、プレス速度、予熱温度のような、その他のプロセスパラメータは、データ作成ウィザードで指定します。

 高精度な完全熱力学連成解析

材料フロー計算のために、プログラムはオイラー法とラグランジュ法をシームレスに組み合わせ、両方の利点を活用します。
オイラーモデルは、非常に複雑な形状の材料フローの、高速シミュレーションを提供します。

一方、ラグランジュモデルはダイオリフィスを超えて使用され、正面先端に見込まれる歪みとねじれを含む、現実的なプロファイルコンターを提供します。また、プロファイル形状は、速度またはその他のパラメータの分布と共に、シミュレーションの進捗と同時に表示されます。

このプログラムの特徴は、ベアリングジオメトリと最先端の自動メッシングアルゴリズムの、媒介変数表示です。パラメトリックサーフェスと同様に、ベアリングジオメトリも保持することによって、QFORM-EXTRUSIONは、ダイ変形が極めて微小な傾向(極めて微小な数角度の閉塞や除去の可能性がある)のローカルゾーンを引き起こす場合も、考慮することが出来ます。ラボテストと同様、私達のカスタマーによるシミュレーション結果と実際の生産においても、僅かではあるけれどもそのようなベアリング角度変化が、材料フローパターンに著しく影響を及ぼす可能性があることを示しました。



潤滑剤を使わない、材料とダイ間の強い接着を伴うアルミニウム押出しに存在する厳しい接触条件のために開発された、特殊なハイブリッド摩擦モデルによって、材料とダイ間の相互作用が提供されます。このモデルはまた、付着摩擦からベアリングゾーンまでのスライドの推移も提供します。

 プロファイルのベアリング最適化

仮想トライ中に、ユーザは押出されたプロファイル形状、及びプロファイル縮閉線、プロファイル温度、必要なプレス荷重、接触応力等に従う速度分布のような工程の、全てのパラメータを見ることが出来ます。 この情報を使用してユーザーは、フローのアンバランスの原因を確認し、最適なパフォーマンスを達成する"仮説"検討を実行するために、必要な修正を行うことが出来ます。

中空形プロファイル押出しの様々な時点における縦方向の速度分布は、材料がダイからフローし始めるときにプロファイル上の速度変化がより大きいことを、明確に示しています。これは、正確なダイ設計に関する決定を下す前に、プロファイルにおいてある程度長さをシミュレートする必要があることを実証しています。