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第10回 ADAユーザコンファレンス(2009)

 テーマ: 先端解析ソリューションの最新動向  -複合材料解析、金属プレス解析、樹脂流動解析-

 当コンファレンスでは、特に、急変する経済情勢の中、製造業におけるグローバル競争勝ち残りのキーテクノロジーになったCAE技術を、企業管理職の方々へも経営戦略の柱として理解していただけるよう、国内からもCAE活用の経験豊富な特別講演者として著名な方々を招待し、様々な話題と角度から"先端複合材料の応用"と"金型生産技術の高度化"としてのCAEの重要性を理解して頂けるように致しました。先端複合材料およびCAEを活用した設計・開発について、充実した情報交換の場を提供することができたかと思います。

 さらに、コンファレンス終了後の「海外招待講演者を囲む技術交流会(立食パーティー形式)」にも、引き続き多数のご参加を頂きました。ユーザ様同士、また他業種の参加者の皆様ともに、CAEや複合材料のフィールドに携わっておられることもあり、お料理を囲んでの和やかな雰囲気の中でも、現場の動向や技術に関する会話が飛び交っておりました。異業種間の技術者様の情報交換、また交友の場として、充実した時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。また協賛各社様からの賞品抽選に当選された皆様、おめでとうございました!

 ご協力を頂戴いたしましたアンケートでは、講演内容が今後の役に立ったなど高評価を頂きました。と同時に、コンファレンスの運営面での見直しの必要性などもご指摘いただき、より快適で充実した次回コンファレンスの実現に一層の努力をする所存です。尚、当コンファレンスで記載頂きましたアンケートにつきましては、弊社並びに開発元へのご意見/ご要望として次期開発バージョン及び関連製品・サービスに可能な限り反映させ、またご質問に関しては順次弊社よりご回答させて頂きます。

海外特別招待講演者

高橋 進 氏 高橋 進 氏
日本大学 生産工学部 機械工学科 教授

略歴:  長年に渡る日産自動車生産技術本部におけるプレス加工、鍛造、樹脂射出成形などの生産技術に関する研究・開発の 経験/実績を活かし、部品等を精度良く、安く、早く且つ付加価値を有するつくる技術とすべく、研究を積極的に 進めている。 塑性加工分野では、自動車のプレス部品の形成後の寸法変化レス工法の開発(工法の工夫により、 プレス部品の成形後の弾性回復による変形を抑制した寸法精度の良い部品成形とする研究)、  樹脂成形加工の分野では、車両の耐火用フェノールFRPの成形方法の開発と強度評価が、現在の研究テーマである。

吉岡 健一 氏 吉岡 健一 氏
東レ株式会社 複合材料研究所 主任研究員

略歴: 複合材料の世界トップシャーを有する東レ株式会社の複合材料研究所で、炭素繊維“トレカ”やマトリックス樹脂などの複合 材料素材、織物やプリプレグなどの成形用中間基材、複合材料部材の成形加工法および複合材料設計・解析の研究を行ってい る。繊維中の炭素結晶構造制御や繊維表面改質等の技術を確立することにより、近年高圧縮強度中弾性率炭素繊維を研究開発 し、2007年就航予定の大型航空機エアバスA380の1次構造材料に採用されることが決定された。
また、マトリックス樹脂の研究では、層間を熱可塑性粒子で強化することにより、材料破壊開始時のクラック伝搬を抑制し 耐衝撃特性を向上させる技術を確立、その技術は高靱性炭素繊維強化複合材料に適用され、2004年にはボーイング社が開発し ている次期中型旅客機「787」向けに、独占的に供給する契約も締結されている。

Sebastian Nervi博士 Sebastian Nervi博士
米ESRD社 研究科学者

略歴:米ワシントン大学 航空宇宙機械工学博士取得後、ESRD社P法FEM開発者B.Szabo博士の下で、Boeing社との コンサルテイング契約に元づき、航空宇宙部品の薄板先端複合材とアルミ合金材に関して、非線形塑性増分理論に 基づく残留応力分析、破壊力学による破損評価、静的応力の評価、及びその実機比較検証などを実施 しながら、p及びh-pバージョンFEMコードの研究開発を行っている。コンサルティング経験を生かし、 Boeing社や米航空機産業で、アドバンスp法FEMシステム(StressCheck)を使った先端複合材料部品の解析評価手法、 適用事例等を具体的に紹介する。

Fernando Rastellini 博士 Fernando Rastellini 博士
欧州Quantech社 複合材部品解析 Compack研究開発者

略歴:欧州数値解析センター(CIMNE)で、欧州プロジェクトの一つとして先進複合材料部品の耐久性、 損傷検知・進展、層間剥離、衝撃等を評価する構造解析システムの研究開発の中核者として参画する。 その研究開発テーマの対象は、複合材料部品の疲労、振動、応力緩和、環境による劣化などにも及ぶ。 Compackは、2006年から、欧州AIRBUS社とのコンサルティング契約に基づき、CFRP部品の先進複合材 構造解析システムとして、また欧州風力発電最大手メーカーGAMESA社の風力発電ブレードの設計開発 ツールにも採用されている。

海外開発元招待者 (名称順):

 Albert Forgas
 欧州Quantech社
 カスタマーサポート部長

 Javier Marcipar 氏
 欧州Quantech社
 General Manager

 概要

日 時  2008年11月28日(金曜日)  10:00-17:00(9:30 受付開始)
 技術交流懇親会 17:15-19:00
会 場  飯田橋レインボービル 7階 大会議室  (東京 飯田橋)
  住所: 東京都新宿区市谷船河原町11番地
  TEL: 03-3260-4791        ⇒ 地図
費 用
 無料 (事前登録制) 
参加資格  アプライドデザイン(株)のユーザ様
 および CAE解析シミュレ−ションに興味をお持ちの方
主 催  ADAユーザ会 
協 賛  

★逐次通訳付

 9:30 開場・受付開始
10:00  司会  山田 武史 氏 (太平洋工業株式会社 第一事業部 工機部 担当員)

 開演挨拶  三宅 昌昭 (アプライドデザイン(株)代表取締役)
10:10-11:05  || 基調講演 @ ||

 「プレス成形におけるCAEの現状と期待、現状と将来」
   高橋 進 氏 (日本大学 生産工学部 機械工学科 教授)
            (前 日産自動車株式会社 生産技術本部 車両技術開発試作部
              デジタルプロセス開発GL)


11:05-11:50  || 海外招待講演 @ ||

 「高機能プレス成形シミュレーションStampack
                          次期V6.x.とV7.拡張計画」

   Dr. Albert Forgas (欧州Quantech社 カスタマーサポート部長)

11:50-12:15  || ユーザ講演 ||

 「大学におけるStampack使用事例:
             チタン板のプレス曲げ加工における円管製造法の検討」

   上野 泰司 氏 (東京電機大学 工学部 機械工学科 助手)

昼食休憩(協賛パートナの展示をご覧ください)
* 昼食は各自でお願い致します。
13:05-14:00  || 基調講演 A ||

 「炭素繊維複合材料の現在と将来
                     -航空機/自動車産業適用事例を中心に-」

   吉岡 健一 氏 (東レ株式会社 複合材料研究所 主任研究員)

14:00-14:45  || 海外招待講演 A ||

 「完全ソリッド高速射出成形解析MAPS-3D次期V5.0拡張計画
                                    および活用事例」

    VMTech社(講演者:当日のお知らせとなります。ご了承ください。)
    *当初予定しておりましたVMTech社からの講演は講演者急遽欠席のため、
   ADAコーナーとし、上記題目に従い発表を行いました。


コーヒーブレイク(協賛パートナの展示をご覧ください)
15:05-16:00  || 海外招待講演B ||

 「StressCheckにおける先端ソリューション方法
                      - 複合材および破壊力学の可能性 -」
 概要:Breakage failure criteria, evaluation technique of composite materials lamination layerand Crash growth analysis by Advanced composite structure analysis(StressCheck)in USA Aerospace companies (Boeing etc.)
   Dr. Sebastian Nervi
   (米ESRD社 複合材解析科学研究員)

16:00-16:55  || 海外招待講演 C||

 「動的構造解析および複合材料構造部品の
         バーチャル試験のためのアドバンスシステムCompack」
 概要:New resource for industries: COMPACK, the customizable advanced system for the virtual testing of composite structural parts (damage and delaminations evolution under quasi-static and dynamics loads such us impact). Some examples of software capabilities and use in European companies (Airbus, etc.)」
   Dr.Fernando Rastellini
   (欧州Quantech社 複合材部品解析Compack研究開発者)

17:15-19:00
 ユーザー技術交流懇親会  (景品が当たる抽選会を実施します。)



 当日の様子

上左 上中 上右
上左 上中 上右
中左 中 中右
下右 下中 下左
下右 下左 懇親会にて、開発元3社(Quantech社、ESRD社、VMTech社)、および協賛各社(日本HP株式会社様、日本ユニシス株式会社様)のご協力を賜り、景品抽選会を行いました。